多摩蛾廊

クロホシフタオ?
Dysaethria moza ?


成虫


実物大
x1 <29.4mm>
実物大
x1 <32.5mm>

クロホシフタオ、ヒメクロホシフタオ、ミナミクロホシフタオは良く似ていて難しい。ミナミは南方系のようだが、東京都での記録が以下の文献にある。 「大和田守・有田 豊・神保宇嗣・岸田泰則・中島秀雄・池田真澄・新津修平・慶野志保子, 2005, 赤坂御用地の鱗翅類, 国立科学博物館専報(39), p.106(国立情報学研究所 CiNii (http:// ci.nii.ac.jp/ naid/ 110004709002))」。これによると、関東地方に生育しているのは間違いなさそうで、これまでの記録は再検討の必要があるとか。それに専門家が誤同定しているようなので、シロウトが外観で区別するのは無理というもんだ。というわけで、これ以上調べるのは、あきらめることにした。

クロホシフタオの春型は、大きいようなことが書いてあり、図1の個体は開張27mmあたりなので、クロホシフタオの春型で良いかもしれない。


(余白)