多摩蛾廊

ヒルガオハモグリガ
Bedellia somnulentella


成虫


ジンガサハムシを飼育しようとして、幼虫と葉っぱを採ってきたのだが、少ししたら、こいつらの幼虫が沢山わいてきた。しょうがないので飼育することに。

幼虫


ハモグリガの名前の通り、葉に潜って葉肉を食べる。糞は外に出すようだ。

終齢幼虫は、糸を張って空中で蛹化する。糸を張っているときは、まるで空を歩いているようだった。蛹の期間は5日ほど。

天敵


ヒルガオハモグリガの飼育ケースに別の繭があるのを見つけた。別の箱に入れておいたら、5日ほどして寄生蜂らしきものが羽化してきた。残念ながらヒルガオハモグリガの幼虫に寄生していたかどうかは確認できていないが、中にいたのはジンガサハムシの幼虫とヒルガオトリバの幼虫1匹とヒルガオハモグリガの幼虫多数だけだと思うので、たぶんヒルガオハモグリガについていたんじゃないかと思う。ネットで検索すると、日本産ヒメバチ目録: Diadegma (http:// cse.naro.affrc.go.jp/ konishi/ mokuroku/ diadegma.html)というサイトにDiadegma koizumiiというのがヒルガオハモグリガの幼虫に寄生するように書いてある。これかもしれない。


(余白)