多摩蛾廊

ヘリオビヒメハマキ
Cryptaspasma marginifasciata


成虫


実物大
x1 <24.4mm>

秋(9-10月)、林縁の地面に多い。体が地味なので、地面に止まると見つけにくい。

同属のクロサンカクモンヒメハマキに似ているが、そちらは春に出る。同じく同属のハラブトヒメハマキにも似ていて、私は区別の仕方を知らない。ハラブトは南方系だが、東京都での記録が以下の文献にある。「大和田守・有田 豊・神保宇嗣・岸田泰則・中島秀雄・池田真澄・平野長男 , 2006, 皇居の蛾類モニタリング調査(2000-2005), 国立科学博物館専報(43), p70 (国立情報学研究所 CiNii (http:// ci.nii.ac.jp/ naid/ 110005998904) )。 とりあえず、関東地方ではハラブトの数は少ないようなので、ヘリオビということにしておく。

図3は時期外れの1月に見られたもので、クロサンカクモンかもしれない。


(余白)